Chris Young

Kane Brown

カントリー・ポップ（アーバンカウボーイとも呼ばれる）は、カントリーとポップを融合させたジャンルで、より広いメインストリームの聴衆にアピールするために開発された。1950年代後半のナッシュビル・サウンドに始まり、1970年代にはカントリーポリタンに進化。ロック、ポップ、カントリーの要素を組み合わせ、カントリーチャートとメインストリームチャートの両方で成功を収めた。1980年代のネオトラディショナル運動で一時期人気が低迷したが、1990年代にポップロックやアダルトコンテンポラリーの影響を受けて復活。2010年代にはヒップホップのビートやラップ風のフレージングを取り入れ、さらに幅広い魅力を持つようになった。

Country pop

カントリーロックは、ロックとカントリーを融合させた音楽ジャンルで、1960年代後半から1970年代初頭にかけて誕生。ロックミュージシャンがカントリーのテーマ、ボーカルスタイル、ペダルスティールギターなどの楽器を取り入れた作品を録音し始めたことから発展。アコースティックリズムギター、エレクトリックリードギター、ハーモニカ、スネア中心のドラム、クローズハーモニーのボーカル、ファルセット、独特のカントリーリズムを特徴とする。1970年代に人気を博し、サザンロックの発展にも寄与した。

2020